過払い金返還請求とは
過払い金とは、2007年以前に消費者金融やクレジット会社から長年借り入れを行っていた時に、法律で規制された金利を越えた、本来支払うべき金額以上の利息を返済している場合のことをいいます。
過払いの状態の場合、債務者(借り入れ側)は債権者(貸す側)に返還するよう主張することができます(過払い金返還請求)。
本来支払うべきでない利息が発生した原因は、金利に関する法律が2つあり、その基準が違うために「グレーゾーン金利」と呼ばれる金利帯ができてしまったことにあります。
●過払いになりやすい要素
1.金利
支払っていた金利が高ければ高いほど過払いになりやすくなります。
また、2000年6月より前は、年40.004%が出資法での制限金利だったので、それに近い金利で取引をしていた場合は、さらに過払いになりやすい状態だったといえます。利息制限法を少し上回る程度であれば、なかなか過払いにはなりません。そのため、消費者金融のような高い金利で長期間取り引きをしていれば金額が大きくなりますが、銀行のように利息制限法以内の低い利率では長く取り引きをしていても過払い金は発生しません。
2.取引期間
2007年以前の取引期間が長いほど、過払いになりやすくなります。
例えば、金利が25%前後で、借入額が同じくらいでずっと取引継続している場合、およそ6~7年支払っていると過払いになります。
3.債務額の推移
債務額が少なくなってきている方が過払いにはなりやすいと言えます。2007年以前に完済している場合で、利息制限法を上回る金利で5年ほど支払っていた場合は過払いだった可能性が高いといえます。
逆に金利が利息制限法の金利を少し上回る程度で、債務額が増加してきている場合は、年数が長くてもなかなか過払いになりません。過払い金を請求するには、弁護士や司法書士に訴訟をしてもらうか、法廷外で和解をしてもらう方法と、自分で取引履歴を取り寄せ過払い金額を算定し、不当利得返還訴訟という訴訟を起こす方法があります。予想される過払い金の額が大きくないと意味がありません。
そのため、過払い請求には、一定のリスクやデメリットもあります。無料相談を受け付けている弁護士や司法書士に相談してみるといいでしょう。












